出産後・育児中

1.      子どもが生まれたら、どんな制度が使えるの?

市区町村の公式ホームページの「妊娠」「出産」「健康」をクリックしてみると、さまざまな保健所(保健センター)の制度が紹介されています。

どこの窓口に行けばわからない時は、近くの保健所(保健センター)に足を運ぶと丁寧に教えてくれます。町村の場合は、保健所が町村役場に入っている場合があります。その時には「保健福祉課」とか「健康福祉~係」といった名前で表示されていることがあります。

  • 保健所(保健センター)を活用しましょう。

赤ちゃんが生まれたら、まず、保健所(保健センター)に連絡しましょう。

保健所(保健センター)は、妊娠中の相談も行っていますが、赤ちゃんが生まれたことを連絡すると、助産師、保健師による未熟児訪問指導・相談や、出産後1か月以内の新生児訪問指導で、お母さんの産後の身体の相談や、赤ちゃんの体重測定、母乳ミルクの飲み具合等、退院してから「これで大丈夫かしら?」「どうして泣くの?」などの具体的な相談ができます。市区町村によっては、生後4か月までの乳児家庭全戸訪問事業「こんにちは赤ちゃん事業」と組み合わせている自治体もあります。

子どもの発達の節目に各健診を行っています。子どもの成長を確認できる大切な健診です。健診の時期が近づくと保健所(保健センター)から健診のお知らせと問診票が届きますので、必要事項を記入して母子手帳と一緒に持参します。

2.      乳幼児健診ってどういうもの?

  • 生後4か月の乳児健診

赤ちゃんの育ちと、産後のお母さんの心身の相談を行います。「子育てをしていて不安な気持ちになる」「疲れてイライラする」など気軽に相談できます。

  • 1歳6か月健診

子どもの身体測定、歯科検診が中心ですがお子さんの発達で気になることなども相談できます。

  • 3歳児健診

子どもの身体測定、心理士や小児科医による発達確認、保健師による育児相談

発達で心配なことがある場合は、保健所(保健センター)で定期的にお子さんの経過を観てくれたり、発達相談の専門機関や病院を紹介してくれます。

また、予防接種や母子や家族の健康相談、さまざまな育児相談、発達相談や支援を行っています。

※他にも、母親学級、父親学級、初孫を迎えるおじいさんおばあさんの教室をはじめ、おっぱい(母乳)相談や、離乳食講習会、さまざまな育児相談、歯科衛生士さんによる歯磨き指導等を行っています。妊娠から4歳までの子育ての一番身近な行政機関です。

3.      地域の子育て支援サービスを活用してみましょう。

各市区町村では、さまざまな子育て支援サービスを行っています。住んでいる自治体の公式ホームページの「子ども」「子育て」で検索するとどこに申し込めがばよいのか、どんなサービスがあるのか等、具体的に紹介されています。

無料で使えるものや、補助金が出るもの、低料金で利用できるものなど、国として全国どこの自治体でも行っている制度や、その自治体独自の制度やサービスなどが、わかりやすく紹介されています。

特に新生児から3歳すぎるころまでの育児は、夜中の授乳でお母さんが睡眠不足になったり、1歳前後から始まる「いやいや」の対応にとまどったりします。

東京都内は「子ども家庭支援センター」が各自治体にあり、道府県の市区町村には、地域子育て支援センターや児童センターがあり、18歳までの子育てに関するすべての相談が電話や訪問等で行っています。また、子育て支援の制度やサービスなども行っています。

4.      子育て支援サービスの一部を紹介します。

①     地域の「子育てひろば」

赤ちゃんの1か月健診が終わり外出ができるようになると、住んでいる近くに赤ちゃん連れで安全で安心して親子で無料で過ごせる(子育て)ひろば」があります。授乳コーナーや親子でくつろげる空間や玩具がそろっているので、安心してお子さんが遊ぶことができます。同じくらいの月齢の赤ちゃんの様子をみたり、他のお母さんと話をすると安心したり、職員に育児相談ができたりします。

「私は、知らない人と話すのが苦手だし…」心配いりません。職員が常駐していますし、月齢や年齢ごとのさまざまなプログラムなども行っていますので、お子さんと参加するだけでも大丈夫です。

②     「産後(育児)支援家庭訪問事業」(新生児から1歳のお誕生日ころまで)

ベビーシッターを自宅に派遣し、お母さんに代わって簡単な家事や赤ちゃんの沐浴や

世話をしてくれるサービスです。3~4時間ですが、低料金で利用できます。その間にお母さんは仮眠をとったり身体を休めたりすることができます。※事前登録が必要になります。

 

③     家庭訪問育児相談・電話相談

生後4か月までは、保健所(保健センター)から保健師さんや助産師さんの家庭訪問がありますが、その後も、ベテランの保育士さんや先輩ママが自宅で「赤ちゃんが泣いた時どうすればいい?」「飲まない・食べてくれない」等の相談ができたり、お子さんとの遊び方やおもちゃを教えてもらったりアドバイスをしてもらえます。また、各自治体で電話相談も行っています。悩む前に「この方法でだいじょうぶかしら?」「どうしたらいいの?」とわからない時や心配な時は相談をしましょう。電話をしてみると「もっと早くに電話をして聞けばよかった」「私の仕方で大丈夫なんだ」と安心で来たり、解決策が見つかり、子育てが楽しくなります。子育ては、わからないことがあって当たり前。「こんなことを聞いてもいいのかしら?」と思わなくて大丈夫です。

 

④     一時保育

子育て中のお母さんも、自分の時間を持ったり、リフレッシュが必要です。

「産後、美容院に行けていない」「時には映画をゆっくり観てきたい」「子どもが生まれてから夫婦だけでゆっくり会話をする時間が取れない」「スポーツや好きな趣味をする時間がない」「子どもが生まれたのだから仕方がない」とあきらめていませんか?

子育てを楽しむには、気持ちの余裕が必要です。そのために各自治体でお母さんにリフレッシュの時間をもっていただくための一時保育を実施知っています。自治体によって預けられる月齢は異なりますが、生後6か月前後から登録すると、低料金で子ども家庭支援センターや、子育てセンターや児童センター、保育園などで、お子さんを預かるサービスです。

上手に曜日を決めて3時間の一時保育を利用して、習い事やスポーツを楽しんだり、疲れた身体を休めたりすることで、笑顔で子どもと向き合うことができます。

子どもと保健師さん

⑤     ファミリーサポート

ファミリーサポートセンターの研修を受けて登録している近所の子育て経験や保育士、看護師、教員等の資格を持つ方が、0歳から小学生までのお子さんを預かってくれる制度です。登録しておくと、急用ができて保育園等の送迎ができない時等に心強いです。

⑥     ショートステイ・トワイライトステイ

・ショートステイは、お母さんが病気や出産で入院するが、その間上のお子さんを見てくれる人がいない、冠婚葬祭で、赤ちゃんを連れて行けない、お母さんが体調を崩したり、育児に疲れて急用が必要になった等の時に、1週間をめやすに宿泊でお子さんを預かってくれる制度です。

・トワイライトステイは、お子さんを連れていけない用事ができた時などに、夜間10時や翌朝まで預かってもらえる制度です。どちらも、費用や預かってもらえるお子さんの年齢、期間等は実施している自治体によって異なります。各自治体の窓口や保健所(保健センター)におたずねください。

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